編曲 | Music Studio 藍

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「編曲」
  • BLOG2023.08.27

     今日は8月最後の日曜日。
     今年の夏は毎日毎日、身の危険を感じる暑さでしたね。制限のない久しぶりの夏休みで、生徒さんたちも旅行やキャンプなどに行かれた方も多くいらっしゃいました。

     私も数年ぶりに友人宅に仲間と集まりました。何年ぶりかしらと思うくらい、一同に会したのは久しぶりでした。食べて、飲んで、しゃべって、笑って、歌って、踊って・・・楽しい時間を過ごしました。忘れてしまいそうだった日常の人間関係を取り戻した気持ちでした。木更津では花火大会も例年のように行われたみたいですが、人混みはちょっと怖くて断念。

     この夏、またまた初体験をしました。タヒチアンダンスを習っている友人から、某学園の夏祭りにタヒチアンダンスで出演することが決まり、「いのちの歌」を生演奏で踊りたいので、オーボエ、フルート、クラリネットという木管3本とピアノの編成で編曲してほしいという依頼がありました。4月には楽譜と音資料をお渡ししたものの、リハーサルをしてみたら1曲ではもったいないので子供たちの良く知っている曲をということで「さんぽ」も演奏することになり、こちらもアレンジを担当。

     そして昨日が本番でした。ダンスとのコラボも初体験でしたし、木管アンサンブルでのピアノも初体験。楽しかったです。「さんぽ」では会場から自然に手拍子が起こりました。高校の時、吹奏楽部でクラリネットを吹いていたので、馴染みのある楽器でしたが、実際に楽譜を起こしてみると学びや発見が多々ありました。いくつになっても新しいことに挑戦する機会をいただけることは幸せだなぁって思います。

     

  • BLOG2023.08.01

     毎日毎日ありえない暑さですね。小学生の頃、夏休みの宿題で毎日の天気と気温を書くというものがありませんでしたか?最近の猛暑でその頃のことを思い出します。あの頃は毎日の気温が27℃~30℃くらいで、「今日はすごく暑いね」という日でも32℃とかだったと記憶しています。35℃を超える日なんてありませんでした。こんな暑い中でも生徒さんたちは部活動の練習などで外でテニスをしているなどと聞くと頭が下がります。顧問の先生たちも大変ですよね。

     7月に入り、コーラスばら座の伴奏と指導を担当させていただくようになってちょうど1年となりました。新しい出会いがあると新しいことに挑戦する機会に恵まれます。ばら座の皆さんは70代以上の方が多く、市販されている楽譜ですと歌詞の文字が小さくて見えないからとのことで楽譜を作りなおします。これによって、Finaleでコーラスの歌詞の書き方を覚えることができました。

     ばら座の皆さんの歌いやすい音域でのアレンジも3曲ほどさせていただきました。そのため、jasracに連絡をしたり、版元に許可を得たりという初めての体験も。

     そして今回の「初めて」の挑戦は音取りCDのレーベルのプリントです。今まで真っ白なままのCDをお渡ししていたのですが、可愛くないし、何が入っているのかわからなくなってしまうので、挑戦してみました。初めてにしては上出来かしら?

     今日から8月。暑い夏ですが楽しい夏にしていきたいです。

     

  • BLOG2023.01.23

     私は楽譜を書く時にFinaleというソフトを使っています。今年に入って4日の仕事始めから、このFinale君と毎日のように格闘しております。1つは、フルート、オーボエ、クラリネット、ピアノのカルテット用の楽譜作り。アレンジというより採譜で、こちらは何とか納品終了。タヒチアンダンスに生演奏で使いたいとのこと。ピアノの録音をこれからしなければならないからまだ終了ではないですね。

     そして昨年から指導と伴奏をさせていただいている混声合唱団の楽譜作り。細かい音符を見るのが私と同じように辛い年齢の方が多いので、Finale君に大きな楽譜にしてもらいました。そして、「今年歌いたい歌」でリクエストしていただいた歌の混声3部合唱の楽譜がなかったので、アレンジをしてFinale君と楽譜作り。合唱曲へのアレンジは本当に久しぶり。まして混声合唱へのアレンジは大学時代、サークルで歌う「レ・ミゼラブル」の挿入歌をアレンジして以来です。次の練習で実際に音を出してみてどんなハーモニーになるのか、楽しみです。でもちょっと怖いかも・・・

     Finale君と仕事をしていると卒業作品を作っていた地獄の日々を思い出します。私は教育音楽学科第Ⅱ類(当時リトミックの専門学科)で、一般大学の卒論に値するものが「卒業作品」でした。当時、ジャズに夢中でチャーリー・パーカーだの、ジョン・コルトレーンだの、ウェイン・ショーターだのというサクソフォーン奏者に魅了されていたので、サックス3本とピアノのための曲を作りました。ところがこの移調楽器の楽譜を作るのが大変!夜中に作業しているとだんだん頭がおかしくなってきて、「ドって書いてあったらシのフラットだっけ?」「シのフラットって書いてあったらドの音が出るんだっけ?」と(笑)しかも当時は手書き。ワープロが世に出始めたばかりの頃でした。友人と「楽譜を書けるワープロができてボタン一つポンと押せば一発で移調できるようになったらいいのに」と話していました。そういう時代が来たのだなぁとFinale君とお仕事をしていると感慨深い気持ちになります(笑)

     本来、機械とか電化製品とか苦手なのですが、今年はFinale君と仲良くなりたいな。